ビーム!石垣です。
色々な作品でさまざまなビームが発せられる事がございますけれども、アレって大丈夫なのかなあと思います。
たとえば現実で食べたものを分解するのに必要な分泌物「胃酸」、もしあれを思うまま吐く事が出来れば人間はアシッドブレス(酸の息)を吐ける事になりますが、胃酸はストレスや疲労で胃腸が弱ってしまえば自分の胃を溶かしてしまう事もあります。
たとえ自分の分泌物であっても、かぶれてしまったり、溶かしてしまったり、毒性があったり、自分自身にも効果が及んでしまうものでございます。
つまり、「触れただけで石になるビーム」を出せば自分が石になるし、「触れただけで死ぬビーム」を出せば自分が死んでしまうのではないかな、と思うのです。(自分が触れずに済む対策をしない限りは)
…でもアレでございます。
たとえばウルトラマンがスペシウム光線を出した後にいちいち手を洗っていたら、なんかビームが汚いものみたいに感じられてしまって…子供たちはガッカリすると思うのです。
(「外から帰った時とビームを出した時は手を洗おうね!」みたいな流れに繋げれば良いのかもしれませんけれども)
リアリティは大切なことですけれども、適切なウソや省略はフィクションにとってもっと大切な事でございます。
見る側としてもある程度目をつぶる気構えというか、自分のツッコミが野暮な揚げ足めいたものになっていないか考え直す事も大切なのではないかなあ、と。そんなふうに感じた水曜の午後にございました。
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余談
最初「石化ビーム」ってわかりにくいかなあと思って「鳥になるビーム」として描いたのですが、もっと判りにくい気がしたので石化で描きなおしました。
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オマケ
先週末に遊びに行ったオフレポ漫画でございます。
…というわけで、タイトルどおりオカマスナックに行ったけどゲームの話しか覚えていませんでした。