Pineconeで松ぼっくりだそうです。pine(松)cone(円錐)…なるほど!
似てるけどcorn(とうもろこし)では無いんですね。アイスのコーンとかも円錐のほうだそうです。勉強になります。
さておき、今日帰りの電車で変なサラリーマンの方がいらっしゃいました。
電車はそれなりに空いていて(席は一杯、1車両に10人くらいが立っている感じ)、
けっこう余裕だったんですが、何故かそのサラリーマンはつり革からつり革へと大冒険をしていました。
ぶら下がったりとかはしていません。奇声も上げていません。
ただひたすら、高速でつり革をひとつずつ移動しているのです。
そして人にぶつかると折り返します。
どう見ても若くてマジメそうなサラリーマン、酒に酔っているふうもありません。
1分に3回ぐらい往復していました。その度に僕は体当たりを受けていました。
途中で嫌になって場所を変えようとふと周りを見たところ、なんだか周りの人達の目がおかしかったのです。
僕がずっと耐えていたから奇妙なサラリーマンの仲間だと思われた…とかではなく、どちらかというとその、何か嫌な薬でもキマっているようなー…宙を仰ぐ、尋常ではない眼差し。
どう見ても普通の人達。格好もそれぞれ、立ち位置もバラバラ、共通点はおそらく無い。眼を除いては。
何かヤバい世界に迷い込んだんじゃないかと思ったけど、前に座ってるギャル男2人がすごく普通だったので安心しました。
(立っている人達も全員目がヤバかったわけではないのですが、半数以上がそうだったと認識しています)
もしかすると霊でも見たのかな?
地下から階段で上がったら、小学生ぐらいの女の子がエスカレーターの最上段で巻き込まれていた。
女の子が巻き込まれていたのか、女の子の衣服が巻き込まれていたのか、じつは転んだだけなのかは見えなかった。
ただそんなに人はいないはずなのに物凄い人だかりで、女の子から半径3メートルぐらいに野次馬サークルが出来ていて、昇りのエスカレーターなのに、下るはずの人まで群れて眺めていた。
50歳ぐらいのメガネのおじさんが停止スイッチを押そうとしていたような気がした。
僕はとりあえず見て見ぬふりをした。
正確には、視界には入ったが出来る事が無いと判断してとっとと帰った。
仮に野次馬サークルを掻き分けて女の子の元に到達したとして、何が出来ただろう。
女の子が無傷なのか、かすり傷なのか、悲劇なのかはわからない。
ただ、何となく現在進行形で後味は悪い。