本日職場の窓を掃除していましたところ、蜂の死骸がございました。
ちょうど蜂の資料が欲しかったので、遺体を持ち帰り、観察させていただきました。
(以下、虫画像につきリンク形式にしてあります。苦手な方はクリックしないようご注意下さい)
虫画像1 多分スズメバチ?100円玉と比較してみました。
蜂としては小さめかもしれませんが、飛んでいたら十分デカいと感じる大きさです。
虫画像2 昆虫というのはまさに異形ですが、機能美を追求したフォルムというか…物によっては雄々しさのようなものを感じるから不思議です。
この蜂はその牙で沢山の獲物を狩ってきたのだろうか・・・とか、女王を護って立派に死んだのだろうか…とか、浪漫あふれる想像は色々膨らみます。
現実にはうちの職場に迷い込んで出られなくなって餓死したのですけども、それは一時的に無かった事にしたいと思います。
生の(亡くなられていますけれど)蜂を見て一番驚いたのは、ウエストが異様に細い事。
まさにボンキュッヴォンを体現しています。
他にも体毛、体色、手足や触角の生え方から目口のデザイン、あと意外と身が詰まってる感じというかイメージよりも重い…など、ネット上の写真画像や図鑑では意識しないような部分まで様々な情報を得る事ができ、たいへん感動しました。
(死体損壊は失礼に当たると考え、解剖とかはしませんでした。)
環境さえあれば剥製(標本)や樹脂漬けにでもしたいなぁとも考えましたが、世の中には死体を分解して生きる細菌の方々もいらっしゃる事ですし、摂理の環に戻すのは最低限の礼儀。次の休みにでも庭に埋めて来ようと思います。
死骸をどうこうというのは、行為そのものが気持ち悪いとは思いますけれども、生きている蜂は怖過ぎて観察どころではありませんから…
皆さまも機会があれば是非ご覧下さい、ややオススメです。
ちなみに死体というのは大小問わず細菌の巣窟だそうですので、素手で触ったり味を見たりはしない方がよいそうです。ご注意を!