ずっと前にも書いた気がしますが、人間が認識できるのは4フレームなのだそうです。
1フレーム=60分の1秒。つまり人間は『15分の1秒』までしか認識できない、という事です。
パラパラマンガとして例えるなら、人間は『1秒間を15コマとして認識している』わけです。
最近の調べによると、ハエは人間の倍ほど時間を認識できるのだそうです。
人がこういう感じで
たった2コマ、目にもとまらぬ速さで潰したつもりでも、ハエにとっては
なんと倍の4コマで見えている!という事になります。
緩慢な動作の事を『ハエがとまる』なんて言ったりしますけれども、ハエが本気を出せば人間にとまるなんて造作もない事なのでしょうね…!
そういえば、剣豪・宮本武蔵は箸でハエを捕まえたと言いますが…もしかすると彼は常人よりも多く時間を認識できたのかもしれません。そう、ハエ並みに。
僕たち常人がハエを倒すには…虫潰しの定石である『相手に気付かれないように叩く』という戦法を捨て、『見えてるけどかわしようの無い攻撃』を繰り出すのが一番でしょうか。