さむうございます。
北海道は数値的には例年通りの気温なのだそうですけれども、
長く続いた酷暑のおかげで、相対的に寒く感じるそうです。
なんだか羽織るもののひとつも欲しくなるところですね。
・
【ハオルモン】
ジャングルに生息する草食動物。非常にカラフルな体毛を持つ。
基本的には温厚な動物だが、高確率で毛の中に毒蛇が住んでいるため、近寄るのは非常に危険。
そのため現地では、カラフルな恰好をしている人間は(ハオルモンから毛を採る事ができるほど)勇気ある者、として讃えられている。
なお、近年になって毒蛇なしでの養殖・牧畜も試みられたが、なぜか毒蛇がいないと体毛がびみょうな色になってしまうため、実用化には至っていない。
結局「羊毛を染めたほうが手軽で綺麗」であるため、一部では熱心に研究を続ける学者もいるものの、ハオルモンと毒蛇の因果関係は明らかになっていない。
・
【オルモンド将軍】
西バフブ王国の伝説的英雄。
常夏の国で知られる西バフブ王国だが、かつて記録的な大雪に見舞われた事があった。
慣れない寒さにより、多くの民が病に伏した。それは王族も例外ではなく、ときの国王・よしおアマンディーヌ7世も高熱に見舞われ、七日七晩意識不明で生死の境をさまよっていた。
その時、将軍オルモンドは突如自らの腹を割き、自害したのである。
毛皮のようになったオルモンドは国王に覆い被さり、自らの命と引き換えに暖をとらせた。
奇跡的に回復した国王は彼に爵位を与え、彼が天国で凍える事がないよう、暖かい毛皮に身を包んだオルモンド像を建てた。
国民はみな彼を「サー・オルモンド」と呼び、英雄として奉った。この「サー・オルモンド」が訛って「はおるもん」となり、現在日本で言われる「羽織る物」の語源となったのは言うまでもない。
・
…うーん、どっちがいいでしょうね。