水漏れに大鋸屑。国がやっていた事だから大丈夫。石垣です。
本日は、ゴリラがなぜ「ゴリラ」と呼ばれるのか、ずっと調べておりました。
紀元前の西アフリカに存在したとされる、毛深い女性ばかりの部族"ゴリライ族"というのが語源のようです。
…さすがに紀元前の話が由来となると、何か意味があるというよりも「おとぎ話から拝借」に近い感じがしますね。
そういえば、キリンも英語ではgiraffe(ジラフ)。その語源はアラビア語のザラファ(美しいもの)。
でも、日本では風貌の奇妙さから空想の生物「麒麟」とかけてキリンと呼んでおり、「ジラフ」の呼称は浸透していません。
コモドドラゴンも、あまりに大きな爬虫類の発見により「伝説のドラゴンを発見した!」なんて噂になった事が由来だそうで、生態が判明した現在は「コモドオオトカゲ」が正式名称でございます。
…意外と生き物の名称というのは、伝説や空想上の生物が元になる事が多いのかもしれませんね。
でも、元をただせば伝説の由来は実在の動物、というケースもありますし…卵が先か鶏が先か、という感じでしょうか…!
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余談ではございますが、名称の由来を調べる上で色々な資料を見ておりましたらば、驚いたことが数点ございました。
・ゴリラはとてもおとなしい。雑食だが主な食べ物は植物。むしろヒョウなどに捕食される側である。
・ゴリラのドラミング(胸を叩いてウホウホするやつ)は、ゲンコツではなく平手で行われる。
・キリンの蹴りは人が即死するほどの威力。ライオンですらキリンは滅多に襲わない。
・でもキリンは法律上、ペットで飼ってもよい(市町村への届出が必要)。
何となく、動物というのは身近に感じられるものでしたけれども…
日本では本物を間近に見る機会は滅多にありませんし、実際にはイメージと違う事もたくさんあるのですね…!