4/1に札幌地下歩行空間での出品に向けて値段を考えているのですが、なかなか難しいものです。石垣です。
何というか、「物を作る側」の人というのは「これ1つで○円儲ける」とかいちいち考えて作ってないと思うのです。
売るため・儲けるために作るのではなくて、まず最初に「作る」があるというか。
「個人のイラスト系サイト・ブログにはアフィリエイトが少ない」というのもその辺が関係してそうな気がします。
ほら、著名な方でも突如作風が変わってしまう時があるじゃないですか。
「このギャラはひとつ○円だから、○円相当の時間と労力で仕上げました」みたいなのが見てて伝わって来る感じというか。
もちろんそういう計算ってお仕事として大切な事ですし、そこが出来ないとプロとしてダメなのは重々承知しております。
…でも、値段を考えて仕事をするのと、お金にとらわれて仕事をするのは、ちょっと違う事だと思うのです。
「お代はいいぜ、持って行きな」の精神というか、不出来なツボを割る頑固ジジイの心というか…そういう「ビジネスとしては非効率的だけど、何となく義理人情チック」な部分を完全に切り捨ててしまうのもダメだと思うのです。
さすがに「私の作品を好きだと言ってくれる人になら、タダでもいいからもらって欲しい!」とか言っちゃうとちょっとお花畑な感じがいたしますが…大なり小なりそういう気質を持っておくのは、大切な事だと思うのです。
そうで無かったら、それはただの商人になってしまいますから。
…何だかこういう事を語り始めるとクリエーターきどりみたいになってしまってあまり好かないのですが、僕自身も「赤字になっては本末転倒だけど、買ってくれる人にはなるべく安く提供したい」みたいなのがあるのです。
でも原価ですとか、参加費ですとか、○割ピンハネですとか、その他諸々の労働力だとか経費だとかを値段として考えると…なかなか思い通りには行かないものです。
そして値段が決まらないと値札もポップも作れないので、堂々巡りでございます。うーむ…。
・
>masamitsu先生
たいへん きょうしゅく です!
ブックカバー…そういうのも あるのですね! すこしずつでも いろいろと つくって いきたいと おもいます!