ハロウィン間近でございますね!石垣です。
…間近とは申しましたものの、今年のハロウィン(10月31日)は平日なので、前倒しでこの前の土日に催しを行われたところも多いとか…!
完全に乗り遅れてしまった気が致しますが、ハロウィンといえばサプライズ感が大切でございますから…!
後出しサプライズというのも、ひと味違って宜しいのではないでしょうか!二重ドッキリみたいな感じで…!
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そういえば以前にも少しだけ日記に書きました「とある競技」のお話でございます。
(これまでのあらすじ)
僕は趣味でたまに地元の「とある競技」に参加しております。
老若男女が自分の時間の合う時に楽しくカジュアルに競い合う…ゆるいサークル活動のような空間です。
ただ一応は世界大会とかもあるキチンとした競技ですので、古参や審判の方は妙に競技思考が強く、
相手のプレイにケチをつけたり、嫌味を言ったり、若者ノリを嫌って追い出そうとしたりして来ます。
技術的にも年齢的にも立場的にも上の人がそういう人たちなので、実際に何人か来なくなってしまいました。
そんな中、僕は「若者側でまったり楽しむ派」でありながらも「古参側に中学校の時の友達がいる」という、
何とも複雑な立場にあり、めんどくさいので半年ぐらい行きませんでした。
(あらすじはここまで)
…というわけで、先日半年ぶりぐらいに顔を出してみたのです。
相変わらず老若男女が和気藹々と過ごしているまったりとした空間でございます。
半年空ければ新顔もチラホラ、何となく浦島太郎な気分でおりましたら、若者グループの一人に声をかけられました。
「石垣さん、お久しぶりです!」
あらどうも、お久しぶりですー
「いやー、やっぱり来づらかったですよね?もう大丈夫ですよ」
…大丈夫?
そういえば周りを見まわしてみると、古参勢の姿がありません。
審判も違う人になっています。
「争いの原因は無くなりました」
えーと…?
「これからまたご都合のいい時は一緒に遊びましょう!」
…半年の間に何があったのかは知りませんし、ちょっと推測するのも難しい状態です。
ただ、煙たがられていた古参勢と旧審判の姿が無くなっていました。
正直な話、古参の方々は「粘着質」と言い切れるぐらい性格がアレな感じでしたし、因果応報と言えばそれまでなのですが…ホラ、アレです。「嫌いな奴ランキング」の一位が居なくなっても、しばらく経ったら再集計されてまた他の誰かが一位になるだけじゃないですか。人間ってそういう生き物じゃないですか。
もちろん「該当者なし」っていう素敵な結果が出来れば別ですけど…この団体は一度「嫌いな奴ランキング一位を追放した」っていう前例が出来てしまいましたから。
乱暴な権力者を追い出すというのは、言わば「革命」のようなものです。
一度自分達の手で革命を起こして、暴君を追放する事が出来ると認識してしまった集団は…いつかまた革命を起こすものだと思うのです。
もちろん次の革命がいつになるかはわかりません。来月かもしれないし、来年かもしれない。
もしかすると団体が自然消滅してしまう方が先かもしれませんから、その時はハッピーエンドと言えるでしょうけれども…。
…そんなこんなで、「嫌な奴を追い出した、めでたしめでたし!」みたいなテンションで迎えられても、素直に喜べない部分があるのも正直な所でございました。
かといって「じゃあ、もっと良い解決策はあったのか?」と問われれば、ちょっと答えが出て来ないのですけれども…。
アレでございますね。「みんな仲良く」って、何歳になってもほんとうに難しい事なのですね…。