集中線!石垣です。
さてはてここ数日、集中線について考えておりました。
「集中線」、漫画などでよく用いられる線でございます。
現在では漫画風にした広告も多くありますし、インターネット上で漫画を公開されている方も非常に多くいらっしゃいます。
皆様も手にとって漫画を読む機会は無くても、何がしかで「集中線」を目にする機会はけっこう多いのではないかなと思います。
…でして僕も漫画形式で絵を描く事がございますけれども、いつも
自分の集中線がイマイチな気がするのでございます。
作っている側の考えすぎなのかもしれませんけれども、何かスパッとしていないというか、モヤモヤするのです。
…というわけでネット上に色々な方が載せている漫画を参考にしてみようと、改めて色々拝読してみたのですけれども―…
デザイン畑の人が描いた集中線は弱い事が多いように感じたのです。
弱いと言うと語弊がありますけれど、何かカチッとしているというか―…そう、調和が取れすぎて勢いが削れている感じ、でしょうか。
これはたぶん「集中線」は漫画の技術、という事なのかなと思います。
漫画独特の勢いやバランス感覚、そして慣れが必要な技術であって…漫画家さん一人一人で個性があって、同業者間では「あの先生の集中線はカッコイイ」みたいな話題もあるのかもしれません。
ですからデザインや絵画の技術だけで作成しても、漫画としてカッコイイ集中線を作るのは難しいのではないだろうか…と、僕は結論付けました。
そんなわけで、ここ数日ひたすら集中線を描いておりました。習うより慣れろ!でございます。
いくつか良さそうなものも出来まして、ちょっとまとめてみました。
(左が無地と今まで使っていた効果線、右が今回作成した効果線です)
いかがでしょう、やっぱり右側の方がキチンと効果線しているというか、効果線感があるような気が致します。
やっぱり効果線をするなら「効果線っぽいもの」ではなくて、キチンと手間をかけて効果線を描かなければならないのでは無いかな、と強く感じた次第にございます…!
ちょっと何を言っているかわかりにくいかもしれませんけれども…とにかくアレでございます、労力を惜しんではいけません!…ですね!
ただ、デジタル環境ならば「デザイン用ソフト」と「漫画用ソフト」の違いもありまして、漫画用のソフトではカッコイイ集中線をボタンひとつで作成出来てしまうようでして―…いやはや、便利な世の中でございますね…!
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余談
趣味の4コマ漫画を描きました。
ほぼほぼ漫画に描いたとおりなのですけれども「久々に会ったらオタク趣味になっていた」という友人が、割と多いのです。
理由も漫画のとおりで、
仕事が忙し過ぎて他に出来る事が無いのです。
やれ若者の車離れだ酒離れだと申しますけれど、終電で帰って次の日も朝から仕事なのに、ドライブも飲み会も行けたものでは無いでしょう。
土日が休みなら一日潰して何とかなりますけれど、もう一日は溜まった家事と疲労回復で精一杯になってしまいます。
ましてや24時間・年中無休なお店が当たり前に存在する現代、友人とスケジュールを組むのも一苦労でございます。
…そんな流れで「自分の生活スタイルに合う」趣味になる…いえ「本当に手軽に無理なく出来るもの」しか趣味にする余裕が無い、そんな感じの方は少なくないのではないでしょうか。
僕自身はもともと絵が趣味なので一人で時間を潰す事にも困りませんでしたし、部屋にテレビが無いのでアニメ趣味にはなりませんでした。…でも、携帯型テレビゲームはよく遊ぶようになりました。
夜中に布団の中でもちょろっと遊べますし、現実の友達がみんな寝ている時間でもインターネットで知らない人と遊んだり出来ますし、深夜番組のように過激な(疲れている時はカチンと来てしまうような)事を言われたりしないので、癒されてたいへん宜しゅうございました。
現在スマホゲームが大流行して何万円も課金される方がいらっしゃるというのも、もしかするとその辺りの影響があるのかもしれませんね…!
やはり趣味と言うのは自分の心の癒し・気分転換になる事が一番大切ですから…別にゲームでもアニメでも動画サイト巡りでもネットサーフィンでも、別に良いと思います。
皆様もどうぞアレでございます、決してご無理をなさらず、外聞のために肉体や精神に過剰な負担をかけて壊れてしまいませんよう、くれぐれもお気をつけ下さい!
…ここ数年で24時間営業のスポーツジムなども増えてきたようですので、今後は忙しくても多少は肉体を使った趣味をもちやすくなるかもしれませんね。
でも、疲れて筋トレさえサボりがちになってしまう人が沢山いらっしゃると思うのですけれど…ジムで肉体を鍛える余裕なんて、果たしてあるのでしょうか…?