ツキノワグマって「輪」じゃなくて三日月ではないでしょうか!石垣です。
色々なサイトや図鑑で「名前の由来は胸の三日月模様」と書かれておりますけれども、なぜ「ミカヅキグマ」にはならなかったのでしょう?
インターネットで色々お調べしてみたのですが、どれも「ツキノワグマの由来は胸の三日月模様」の一点張りでございます。でも月齢の「三日月」と自然現象の「月の輪」は別物でございます。
なぜ三日月なのに月の輪なのか、その理由がどこにも記されていないのです…!
…ただ、インターネットの片隅のような民俗学のサイトに記載されていた内容によれば、田舎の地方で神様がついた田畑を「ツキノワ」と呼ぶのだそうです。
キチンと神様を奉って丁寧に手入れをすれば「ツキノワ」は持ち主に福を招くそうですが、そのやり方を知る者が途絶えてしまい…神様は怒り、「ツキノワ」は持ち主に災いを招き、小作に出せば小作人に災いを招く、呪いの土地と化してしまったそうです。
「ツキノワを所有している」ということ自体に神様がついているようで田畑の形を変えても災いからは逃れられず…回避するには田畑を手放すほかなく、荒れ放題になってしまうのだそうでございます。
…いかんせんそのサイトも15年前に記された個人サイトでして、「5年前に〜」とか「聞くところによると〜」とかそういう書き方が多く、鵜呑みにするわけにはまいりませんけれども…。
もしもそれが創作でなく、口伝でつたわる田舎の伝承をたまたま記されていたとするならば。ツキノワグマという名前がそこから来ていたならば。
「神を蔑ろにしてもたらされた災い」を名に冠する…そういえばアイヌ語で熊はカムイ(神)ですし、なかなか面白いものでございますね!
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余談
ガイコツのオバケって、冷静に考えると剣とか持ち上げられなそうですよね。
…いえ、「ゾンビって何で動けるの?」とか「そもそもオバケっていなくない?」とか言ってしまったら終わりですから、そこは浪漫的なもので目をつぶって戴くとしまして…「存在したとして、これは無理じゃない?」という事でございます。
魔法の力とか呪いの力とか、何らかのパワーで動くガイコツがいたとしてですよ、骨ってカルシウムじゃないですか。
剣って鉄の塊じゃないですか。筋も肉も無く動かせるのでしょうか…というか、耐えられるのでしょうか。
…そこも何でしょう、魔法とか呪いとかで「剣も含めて」動かしていると仮定すれば良いのですけれど、魔法で剣を動かせるなら、それもうガイコツの部分いらなくないでしょうか…?
剣だけヒュンヒュン飛び回ってたほうが硬いし切れ味も鋭いし、すごく強いのではないでしょうか…?
あ、いえ、何となくわかるのです。「刀剣が飛び回って人を殺しまくる映画」なんて、全然見たいと思えませんもの…!
なぜガイコツが動き回るのか、これもきっとアレなのでございましょう。
「エンターテイメントだから」…!